躁うつ病とは

躁うつ病とは、その名の通り「躁状態」と「うつ状態」を繰り返す病気である。
落ち込んで、憂うつといった「うつ状態」と、気分がハイになる「躁状態」とが交互に現れる状態で、社会生活での困難を招くことが多いとされている。
「躁状態」と「うつ状態」の周期は、数週間から数ヶ月位が普通。
躁状態は、エネルギーが過剰にあふれている状態で、元気いっぱいで、活動的と自覚している。躁状態いろいろなことに関心や興味を持ち、
頭の回転も速く、自信に満ち溢れている。口数は多く、声も大きくなる。
このように本人は健康感にあふれているのだが、周囲から見るとその行き過ぎた状況が異常にも見え、時には迷惑をこうむるケースも多くなる。
しかし、そこで本人に注意したりすると、それまでとはうってかわって激しく怒り出すといった喜怒哀楽が激しい状態である。
うつ状態はこれとは反対にエネルギーが低下し、憂鬱になり、意欲もなくなる。うつ病と同じ状態である。


躁状態、うつ状態ともに、それまでの人格とは別人になったような
感じになるが、ほぼ完治が可能である。もちろん後遺症も残らない。
放置しておいても自然に治るのだが、それまでの間に、躁状態なら
人に迷惑をかけたり、お金を使いすぎたり、無謀な計画を立てたり
実行したりということがあるため、やはり治療が必要になる。
うつ状態は本人が非常につらく、最悪では自殺につながるため、
これもやはり自然に治るのを待つという訳にはいかないのが普通である。

躁うつ病は、最初の発症も再発も、原因が見当たらないことがよくある。
または、大したことではないような日常の出来事が躁うつ病の原因になることもある。
また、楽しいはずのことがきっかけでうつ状態になったり、悲しいはずの
ことがきっかけで躁状態になることもある。従って、躁状態もうつ状態も、まわりの出来事とは直接関係なく起こるものだといえる。
このため、躁うつ病の原因は個人の内側にあるという意味で、「内因性」と
呼ばれることもある。
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